おひさま(2014年05月号)

  • 投稿日:
  • by

私、イーヨーは最近お引っ越しをしまして、新しい部屋は朝日がサンサン♪以前より早起きできるようになりました(笑)。暖かくなってきて、春ってそれだけでウキウキします。そして、天気の良い日は「せんたくかあちゃん」(さとうわきこ さく・え)のようになんでも洗いたくなります。

保育園でも、子どもたちと洗濯ごっこなどで遊んだりしました。洗うのも、干すのも楽しいですよね。天気がいい日は子どもたちがお昼寝から起きると洗濯したものが乾いていて、お日様ってすごいなぁと実感できる体験の一つです。子ども達にとっては、大人の仕事も遊びの一つ。そして、大人と同じようにやることがあこがれです。ままごとコーナーに、洗濯物干しや、プレイクロスなど洗濯の道具をそろえてあげるのもいいと思います。
おひさまのたまご」(エルサ・ベスコフ作・絵)は、ようせいが森に落ちていたオレンジを、おひさまがたまごを落としてしまった!と勘違い。森に住む生き物やようせいたちを巻き込んで大慌てします。ベスコフと小人好きな私としては、そこも魅力の一つです。春が待ち遠しいのはみんな一緒ですね。

虹が広がるリュースター

あさ」(谷川俊太郎/文 吉村和敏/写真)は大きい子向けですが、谷川俊太郎の詩といろんなあさの美しい写真のコラボレーションが絶妙。左から読むと写真絵本、右から読むと詩集になっています。詩集には有名な「朝のリレー」も入っています。小学校中学年くらいから大人にも、新年度のはじまりにこんな本を贈ってみては?朝が楽しみになるかもしれませんよ。リュースター(クリスタルガラス)を窓辺に飾るとさらに朝日がお部屋でキラキラと輝いてきれいです。私もプレゼントで頂いた物をリビングの窓辺に飾っています。

カレイドスコープメイクキット

光と模様を楽しむなら万華鏡(カレイドスコープ)がお薦め。百町森ではいくつかお薦めの万華鏡も取りそろえていますが、手作りもいいですよ。材料を集めるのが大変という人には、キットになっているものがあります。接眼面と反対側に透明のケースがつけられて、ビーズを入れたり、セロハンを貼り付けたりできます。そのまま覗けば、まわりの景色が、模様になってそれもおもしろい。

わらべうたで、「ととけっこう よがあけた」(案:こぼやしえみこ 絵:ましませつこ)というものがあります。私は1歳児クラスの担任をしていた頃にこの絵本に出会いました。節も簡単なのですぐに覚え、絵本としてだけでなく、普段から子どものお昼寝起きの時に歌ってあげたりしました。もちろん、自分で節を付けてもいいのですが、本の最後に簡単な楽譜も付いています。わらべうたって難しそうと思っている方にもおすすめのわらべうた絵本です。ぜひお子さんを起こす時に歌ってあげて下さい。