毎年冬に、ドイツのニュルンベルクで行われているおもちゃの見本市(以下メッセ)。今年ご縁あって小樽のキンダーリープさんの社員旅行に相沢と共に同行させていただきました。私、環境教育を勉強していたこともあって、ドイツという国自体にあこがれていて、初メッセに行く前からウキウキ、ニヤニヤ。
メッセでは、百町森が扱っているような木のおもちゃ、アナログなおもちゃだけでなく、ありとあらゆるおもちゃのメーカーや商社がブースを構えています。「迷子になりそうなくらい広いよ。」と聞いていたのですが、せっかくきたからには全部まわって帰らないと!無謀にも一日中会場内を歩き回りました。足も、頭も疲れ果て、集合時間まであと30分...。木のおもちゃエリアに戻ってくると、なんだか疲れが癒されていきます。あぁ、何度見ても、うちのお店で扱っているおもちゃはいいなぁと実感したのでした。そして、こんな広い会場内から、新たなメーカーを開拓し、新商品を見つけてくる輸入元さん、小売店さんが「日本のお客様、子どもたちに良いものを紹介しよう!」と情熱を持ってがんばっている姿を実際に見られた事も一店員として本当にいい経験になり、気持ちを新たにしたのでした。
さて、あこがれのドイツという国について。まず、空港内のスーパーに目がキラキラ。オシャレな籠に果物がキレイに陳列されているこのセンス!私にとっては、ドイツの世界感をごっこ遊びのErziやドールハウスの小物たちでしか見たことがなかったので、初めて実物を見て、「おもちゃみたいー♪」と思ってしまったのでした。地下鉄の車両も、「ブリオみたいー♪」と一人ではしゃいでいました。また、行く前からみんなに「ソーセージにビールだね!」と言われましたが、期待通り、いやいやそれ以上の美味しさで、ソーセージは三食続けて食べていたくらいです。
そして、私が今回ドイツって素敵だなぁと特に思ったことがどこのお家も、窓辺をキレイに飾っていたところです。トランスパレントスターをはじめ、お花やレースのカーテンでシンプルだけど素敵に飾られている窓辺がたくさん。こういう生活を楽しむセンス、自分も真似したいなぁと思いました。
街のおもちゃ屋さん、本屋さん、雑貨屋さんなども見てまわりました。ニュルンベルク、バンベルク、ミュンヘン、それぞれ百町森のような街のおもちゃ屋さんがありました。
本屋さんにもカードゲームや簡単なアナログゲームがおいてあります。そんなお店を見て回って、改めて自分の勤めるお店、百町森の魅力を再認識しました。商品の種類数の多さ、そして、数あるおもちゃメーカーの中から理念を持ってものづくりをしているおもちゃメーカーを選んでいること、ドイツでもなかなかの品揃えになると思われる工芸品の数々。なんだか自画自賛的になってしまいますが、もともと私、百町森ファンから店員になったのでそこのところお許し下さい(笑)。
今回のドイツの旅で、百町森のお店、扱うおもちゃの魅力を改めて見つめることができました。それをより多くのお客さまにお伝えできるよう日々精進していきます!!