今回の訪問先は、浜松市にあるなごみこども園さんです。
2015年3月中旬、年度末のお忙しい中、4月からこども園になられるというなごみ保育園さんにお邪魔させてもらいました。まずは園長先生にじっくりとなごみさんの保育についてお話を伺い、園内を見学させてもらいました。
0歳児
こちらが0歳児のお部屋。
0歳児から2歳児までの乳児は担当制保育といって決まった保育士が生活面(食事、睡眠、排泄など)を援助し、特定の保育士との密な信頼関係を作り、安心して過ごせるようにしています。
私が見学にお部屋に入ったのが、11時くらい。遊んでいる子どもたちの横では、食事をする子、つい立ての向こう側で眠り始めている子といます。
担当制保育では、一斉に食事をしたり、寝たりするのではなく、
その子の生活リズムに合わせた食事時間、睡眠時間となります。
なので、同じ部屋の中で遊んでいる子も入れば、食事をしている子、眠っている子もいるのです。遊びだけでなく、食事、睡眠も落ちついてできるよう環境を工夫されているのがよくわかります。
1歳児高月齢
こちらは、1歳児高月齢のお部屋(1歳児は高月齢と低月齢に部屋が分かれています)。遊んでいる横で昼食の準備が始まりました。
ちなみに、このお部屋の子たちがままごとで作っていたご飯。1歳児クラスながらなかなか本格的です。おなべやコップはアスコのもの。食材はフェルトや綿紐などさまざまな素材や形の手作りのものですね。この時期のこどもたちは出したり入れたりするのが大好きです。
2歳児
通信でもご紹介した、こちらが2歳児のお部屋。
絵本を読んだり、ままごとをしたり、奥ではお医者さんごっこをしている子もいました。
このお部屋を逆のアングルから。
レースのカーテンの向こうには送迎用の園庭に繋がる出入り口があります。夕方続々とお迎えにくると不安になる子もいます。送迎時の様子が遊んでいる子の妨げにならないよう、こんなところにも細やかな配慮ありました。