こどもの杜ゆたか園
頑丈さが売りのドイツ・ハバ社の家具
三重県の「こどもの杜ゆたか園」も、開園前から森本信也園長から、大型家具とおもちゃの選定を頼まれた園の一つです。ちなみに森本園長は、※G3保育環境研究会の代表です(G3については別ページを参照して下さい)。
まず、大型家具の選定です。先の「はなみずき保育園」での納入実績がありますから、ドイツ、デュシマ社の大型家具を、まずは検討しました。ところがちょうどこの時期は、(株)アネビー社が、ドイツのハバ社の大型家具の輸入を始めたばかりの時だったんですね。アネビー社の熊尾社長からは「とにかく今は実績が欲しい。特価を出すから」と言われ、デュシマ社、ハバ社、どちらをお薦めするか迷いました。
どちらもドイツの、保育用品を扱う巨大メーカーで、品質も優れた物を作っている会社です。つまり、どちらを推しても良いのですが・・・・。ここで私なりの両者の、特に家具類の違いを申し述べておきましょう。
デュシマ社は、ドイツの老舗中の老舗と言って良いメーカーです。作っている家具類は、質実剛健という形容がぴったりだと思います。一方、ハバ社は、デュシマ社最大のライバル(?)だと言えましょう。規模はデュシマ社を上回り、現在ドイツ最大のおもちゃメーカーです。
作っている家具類については、私はこのようなスタンスでアドバイスしています。お客様が〝美しさ〟を求めているのならデュシマ社を(はなみずき保育園のページを見てね)、〝丈夫さ〟を求めているのなら〝ハバ社〟をお薦め致します、と。
さて、「こどもの杜ゆたか園」に話を戻しましょう。森本園長は〝丈夫さ〟と「特価」の両面から、ハバ社の家具類を選ばれました。賢い選択だったと思います。
0歳児保育園、1歳児保育園、2歳児保育園、3~5歳児縦割り混合クラス(一部屋)、図工室、一時預りコーナー等、それぞれの対象年齢に合った家具類をお薦め致しました。幼児クラスは、例によって、オリジナルプランになりました。
部屋に置くおもちゃも含めこれらの全てのご提案を、森本園長、保育士の皆さんとで検討してもらいました。研修もさせて頂き、家具類、おもちゃが決まり、納品の運びとなった訳です。
(相沢)